金曜日の旬な色 金色コーナー34
BeHappy789 BeSmart Friday
この時期、この季節の旬な話題、旬な物、こと、人をご紹介するコーナー。
今日はこの季節店頭で目にする「新茶」からお茶に関するお話です。
5月初旬、八十八夜から6月に摘み取られた新芽から作られる
所謂「新茶」。
今、お店では出来立てホヤホヤの緑茶が沢山並んでいますよね。
この時期にしか味わえない爽やかな味と香り、甘みも十分なあの味わい…
新茶をいただく時間はホッと一息、
まるで時計がゆっくりと動いてくれているような感覚になってしまいます。
新茶をより美味しく味わうコツは、
茶葉の量はいつもより多めにして、
お湯の温度は少し冷ました60℃、
お湯を入れたら1分ほど待つ。というもの…
このポイントをおさえるだけで新茶を美味しくいただけるそうです。
ちょっとしたことなんですね。
さて、お茶と言えば、
今やコンビニ、自動販売機など手軽に買う事が出来る飲み物。
主流はもちろんペットボトルタイプ、ですよね。
当たり前に売られているこのペットボトルのお茶。
歴史を紐解けば、お茶の歴史からすればまだまだ新参者。
1990年に初めて発売されました。
その前の1985年に缶入りの煎茶が登場して、
家の中で飲むお茶が一気に「いつでもどこでも飲める飲み物」に変わっていきました。
お茶はわかるように、入れた後の色や味がめまぐるしく変わる飲み物。
当たり前に手にしているペットボトルのお茶の誕生には
相当苦労があったんでしょうね。
今、お店で見かけるお茶は緑茶をはじめ麦茶やほうじ茶、
お茶の種類を混ぜ合わせたブレンド茶に
果実などの香りを加えたフレーバー茶まで様々な種類が並んでいます。
気温が上がれば水分補給も重要。
これからの時期、益々活躍する飲み物たちです。
以前、お茶マイスターの方とお話をする機会があって、
こんなお話を聞きました。
「最近の子供たちはお茶は入れるものではなく、買うものだと。
お家で茶葉を急須に入れて飲む。その習慣がなくなってきている。」なんですって。
便利な時代の少し残念なお話ですね。
この季節はこの時期にしか味わえない、そう!新茶の季節。
子供たちにも急須で入れた新茶の味と香り、
たまには味わってほしいものですね。
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